初めまして!昨日からインターンシップでお世話になっている学生です。
よろしくお願いします!
突然ですがみなさんは「マンガ」はお好きですか?
私は好きでよく読むのですが、今日は初めて、デザイナーをされている社員さんに資料として、なんと20年以上も前の漫画を見せていただきました!
普段目にする作品とテイストが全然違って驚きました。
今日は少しそちらのお話をさせていただこうと思います。
「ゴン」という作品なのですが、作者は田中政志さん。
1991年から2002年まで、講談社の「モーニング」で連載されていました。
カラー版やテレビゲームも発売されており、2012年と2015年にテレビアニメ化もされています。
主人公である恐竜の「ゴン」が、大自然のなかを動き回り、さまざまな動物たちと出会います。
まず驚いたのが、「セリフがない」ということです。
「ゴン」も動物たちも、セリフがなく全く喋りません。
ですがストーリーも、噛みつかれて叫んだりしているのもはっきり分かります。無音の世界の中に、しっかり音が聞こえるという感覚が大変おもしろく、ぜひ体験してみてほしいです!
また、翻訳なしでどの国の人も同じものを楽しめるというところが、表現としてとっても興味深いのではないかと思います。
そして特徴的なのが、なんといってもその「絵柄」です!
漫画的な絵というよりは、デッサンのように写実性が強く、すべて手描きによる無数の細線を重ねて影を作りとても立体的に描かれています。
驚くほど精密に描かれていて、時間を忘れて見入ってしまいました。
普通にコミックスとして出版されているのですが、画集に近いように思います。
表現の参考としてたいへん興味深い作品だと思いますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい♪
それでは、この辺りで失礼します。
どうもありがとうございました。